漢方薬、西洋薬の使いどころを知りたい人
漢方薬を通して、東洋医学的な「身体のしくみ」「不調のしくみ」「治療のしくみ」に触れてみたい人
むしろできる限り薬を使いたくない人(不調の仕組み知って対処法を検討したい人)
登録販売者や自然療法講師などされていて、ホームケアのご提案の幅を広げたい人
お薬は大きく分けて、「西洋薬」と「漢方薬」の二つに分けることができます。
今すぐ止めたい辛い症状に対しては「西洋薬」が得意とします。その実、治癒させているのではなく、辛い症状をに蓋をすることで、やり過ごしやすくするというのが「西洋薬」になります。
「漢方薬」のアプローチは、「あるべき姿になるように働きかける」というものになります。具体的には、今出ている症状がいくつかの項目(五臓六腑・気血水・寒熱・虚実・邪の有無)の掛け算によって引き起こされていると考え、それぞれの項目があるべき姿になるような漢方薬を選んでいきます。単純に「止める」というアプローチではなく、状態を分析した上で、体内の巡りを整えていく手法になります。
「状態を分析」をする手間があるため、一見とっつきにくそうに感じる「漢方薬」ですが、漢方薬を選ぶ過程は、自分自身と向き合う過程でもあります。
漢方薬を使うために、漢方薬を知る。自分に必要な漢方薬が分かると、自分自身の東洋医学的体質がみえてきます。
漢方薬を身近なものにするためには、手に入る環境があることが大事です。それがドラッグストアです。だから、ドラッグストアで展開されている漢方薬をメインに学ぶことで、「学ぶ」「使う」の循環を作り、「思考」と「体感」と結びつけていきます。
第1回【風邪】
1月13日(金)
第3回【胃腸、便秘】
3月10日(金)
OTC医薬品において、売上NO1の鎮痛剤。止めずに流して痛みを解消する方法があったら??
東洋医学の世界では、痛みは滞りの結果、栄養不足の結果と言われています。つまり、滞りの解消、しっかり栄養を流すことで、痛みは解消します。
東洋医学の痛みのメカニズムを知り、鎮痛剤以外の選択肢を手にしてみませんか?
◎痛みのしくみ~頭痛・関節痛・/鎮痛剤のしくみ
◎漢方薬の世界での痛みの原因とは?
◎気血水の話
◎原因別痛みの漢方薬
第5回【眠り、メンタル】
5月12日(金)
カッカして眠れない。疲れすぎて眠れない。
質の良い眠りは、自分の陰を養うこと=身体を養うことに繋がります。起きた時に「身体に疲れ」を感じているのであれば、眠れていないのかもしれません。
眠りやメンタル不調に関する漢方処方を学ぶことで、良いメンタルとは?ということを知り、漢方薬服用だけでないホームケアの方法を検討します。
心身ともにより良い活動をするために、眠り学び、メンタルを学びましょう。
◎不眠の種類/OTC対応の睡眠導入剤
◎漢方薬の世界での不眠・メンタル不調の原因とは?
◎血と神の話
◎原因別不眠・メンタル不調の漢方薬
第6回【女子ケア、生理】
6月9日(金)
生理痛はないのが当たり前。と言われてますが、月経のメカニズムを考えると、多少の痛みはつきものです。
できるだけ快適な月経サイクルを過ごすために、月経の「解剖生理学的なしくみ」「東洋医学的なしくみ」を学びましょう。
すると、鎮痛剤を使うのか、漢方薬を使うのか?を選べるようになります。将来のスムーズな妊娠・お産のためにも、必要な知識を学びましょう。
◎月経のしくみ 西洋医学ver./東洋医学ver.
◎月経不調:月経痛・月経不順・PMS
◎東洋医学の世界でみた月経不調のあれこれ
◎肝と腎の話
◎月経不調の漢方薬
◎月経不調時のホームケア
更年期の不調に使われる漢方薬は振れ幅が大きく、種類も多くあります。つまり、その症状の出方は「人によりけり」ということ。
なぜ、人によりけりか? それは、そこに体質と生活の仕方の結果だからです。
更年期に使用される漢方薬の処方のしくみを知り、更年期に現れる症状をみてみましょう。
それによって、自分の「更年期の過ごし方バイブル」を見つけてみませんか?
◎更年期のしくみ 西洋医学ver./東洋医学ver.
◎東洋医学の世界でみた更年期に現れる不調
◎肝と腎の話 その2
◎更年期の漢方薬
◎更年期のホームケア
第8回【子ども漢方薬】
9月8日(金)
疲労を感じてると肉体的にも精神的にもパフォーマンスが落ちて、更にストレスを感じ、疲労感が増してしまうという方も!
疲労にはいくつかの原因があり、その対処方法は休息・睡眠はもちろんのこと、西洋薬や健康食品(栄養剤等)、漢方薬と対処方法は多岐にわたります。
漢方薬の処方構造の理解から東洋医学的な視点で「疲労」の原因を分析できるようになりましょう。すると、ぴったりな疲労回復方法がみつかります。
◎疲労の科学
◎疲労の原因別OTC医薬品
◎東洋医学の世界からみた疲労のしくみ
◎気の話
◎疲労のホームケア方法
第10回【皮膚】
11月10日(金)
西洋薬の皮膚薬と言えば外用薬がメイン。ドラッグストアで購入できる漢方薬は内服がメインになります。
皮膚に関する内服の漢方治療は難しいと言われており、ドラッグストアで購入できる皮膚の漢方薬の種類は少ないです。
漢方薬によって、皮膚の不調の治療の仕方を知ることで、東洋医学的な皮膚の失調をしくみを学びます。そこから、自然療法的なホームケアや食養生に活かす術を考えます。
◎水虫・蕁麻疹・湿疹のおこり方
◎乾燥肌のしくみ
◎東洋医学の世界からみた皮膚疾患
◎肺と水の話
◎皮膚の漢方薬からみた東洋医学的ケア方法
セット割
その場合は「症状別講座」の前に「漢方薬のきほん講座」を受講することをおすすめします。
とりあえず気になる「症状別講座」を受講した後に、必要に応じて「漢方薬のきほん講座」をお申し込みすることもできるのでご安心ください。
もちろんOKです。
ご家族の不調に合わせて、必要な講座だけ選んでご受講いただくことが可能です。
2024年12月まで視聴可能とさせていただきます。
医薬品登録販売者
JACDS認定漢方アドバイザー&ヘルスケアアドバイザー
経絡反射区融合リフレクソロジスト
越医道認定ディエンチャンセラピスト
SWIHA登録トウリーダー
理学研究科地理学専攻卒業。
学部生の頃は、地表に現れた土地利用はいくつもの要因が重なり合った結果であることを感じながら街歩きが趣味。数十年たった今、体表に現れた不調はいくつもの要因を通過して現れた結果であることを実感。東洋医学をベースに体表に合わられた不調の要因を分析・推察し、日々心身の健康に役立てる「身診+心診=セルフリーディング」を提唱中。
その傍ら、ドラッグストア勤務の医薬品担当の登録販売者。
ブランクはあるものの20年近く、調剤薬局、インターネット通販のドラッグストア、リアル店舗のドラッグストアと医薬品業界に籍を置いております。
ドラッグストアでの日々の健康相談。
実際の身体を触れることで伝わってくるボディメッセージ。
このふたつの経験から得られた症例と脈脈と受け継がれてきた東洋医学の叡智をお伝えすることを細々と続けています。
【無料講座】更年期の解剖学
〜水も滴るイイ女!(陰活) 傾斜角度を緩やかに(補腎)〜
12/8(木)まで特別無料公開中
内容:
1)更年期を西洋医学的に解剖する/更年期の定義/更年期における身体の変調/更年期に現れる症状
2)更年期を東洋医学的に解剖する/減りゆくものは陰と腎精/漢方薬を通してみる更年期の不調/西洋医学と東洋医学を繋げて更年期をみる
3)更年期は断捨離~人生後半戦を軽やかに過ごすために~/身体が折り返しを迎えるのは自然の節理~東洋医学の観点~/身体を持ち上げるために必要な心持ちと人生のポジショニング~ホロスコープの観点~